プライムキャストの物流システムを牽引するキーパーソンとは？

投稿日 : 2024.10.22

前回のコラムではプライムキャストと物流システムのあゆみについてご紹介しましたが
今回は、プライムキャストの物流システムを牽引する『海谷』と『古宮』の経歴についてお話したいと思います。

≪プロフィール≫
■海谷（かいや）：写真右手
2008年に新卒でプライムキャストに入社。
現在は取締役　常務執行役員兼　物流システム開発のトップとして物流システムを牽引。

■古宮（こみや）：写真左手
大手物流企業にて、システム開発部長として約30年勤務。
その後プライムキャストに入社し、現在は海谷と二人三脚で物流システムの開発に注力。

海谷と物流システムの出会い

今では取締役兼開発部隊のトップとして物流システムを牽引する海谷ですが、
もともとはプライムキャストにデザイナーとして応募し、エンジニアで採用された経歴を持つため、
クールな見た目とは裏腹に、若手時代はかなり苦労をしたそう・・・。

そんな海谷が初めて物流システムと出会ったのは入社3年目（2011年）のこと。
手書きで行っていた在庫管理をwebシステムに変える、かなり大掛かりなシステム開発でした。

当時は案件をこなすことで手いっぱいで、『物流』ということはあまり意識していなかったそうですが
これを皮切りにプライムキャストは物流システムの開発を事業の主軸とすることになり、
次第に海谷も、どっぷりと物流システムの世界へと足を踏み入れることになります。

前回のコラムでもご紹介しましたが、
以下はこれまでプライムキャストが開発してきた物流システムの数々です。

これら全ての開発に携わってきた海谷は
社内の誰もが認める『物流システム開発のエキスパート』なわけですが、
当の本人が「物流システムをやるぞ！！」と覚悟を決めたのは
なんと、ごくごく最近の2019年のことだったそう。

とある大手物流企業の超大型案件を受注し、
社運をかけた一大プロジェクトの責任者を担うことになった海谷は
「システム屋だけど、現場にも強い！という武器が欲しい」という思いから
『物流技術管理士資格』の取得に挑みました。

『物流技術管理士資格』とは、物流における専門知識や技術を有するプロフェッショナルを認定する資格で、この資格を取得するには座学だけでなく、グループワークへの参加やレポート・論文の作成が必須になります。

物流企業に勤めている人であれば当たり前に取る資格ですが、期間も費用もかかる資格なだけに
システム屋は普通、取らない資格でもあります。

さらには、資格取得に挑んだ当時は、一大プロジェクトと並行しての資格勉強だったため
寝ても覚めても物流、物流・・・で「軽く、10歳は老けました（笑）」とのこと。

そんな大きい試練を乗り越え、物流システムへの強い覚悟と武器を手に入れた海谷は
『システムに強いし、現場にも強い』　まさに鬼に金棒になったわけです。

一方、古宮は大手物流企業でシステム開発部長として
数々の現場に足を運び、現場の声を反映する敏腕エンジニアでした。

そんな古宮がプライムキャストと出会ったのは、2013年のこと。
とある物流システムの開発でプライムキャストと共同開発したことがきっかけでした。

システム屋なのに、積極的に現場に足を運ぶ
そんなプライムキャストの姿を見て、何か自分と同じものを感じたそうです。

そこから十数年。

プライムキャストとは一緒に仕事をする機会は何度かありましたが、
プライムキャストへの入社を決めたのは、60歳を過ぎた時のこと。

これまで自分が経験してきたこと、これから自分がやっていきたいこと
プライムキャストの方向性が・・・・これらすべてが合致したタイミングだったため
「この歳でも、まだやれることがある！！」と強い使命感を感じ、入社を決めたのだとか。

そんな強い覚悟と使命感を持ち、物流システムの開発に注力する海谷と古宮は
『これまで経験してきたすべて』を詰め込んだ物流システム『NexusPrime（ネクサスプライム）』を開発しました。

プライムキャストの物流システムの集大成であり、
二人のこれまでの物流人生の集大成と言ってもいいこのシステムは
まさに「物流現場の痒い所に手が届く」、そんなシステムになっているのだとか。

次回コラムでは、そんな二人の情熱がたっぷりと詰まった
物流システム『NexusPrime』について詳しくご紹介します！

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